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表千家茶道の家元が神や仏の前で茶を点てて献納する「献茶式」が19日、岩手県盛岡市の盛岡八幡宮で執り行われ、東北六県の愛好家たちが一堂に会しました。 「献茶式」は茶道文化の発展を目的に東北6県の表千家同門会が毎年、各県の持ち回りで行っています。 新型コロナによる中止などから今回、岩手では7年ぶりに執り行われました。 式には県内外からおよそ680人が参列し、盛岡八幡宮の拝殿で祝詞が奏上されたあと、京都の表千家家元・猶有斎宗匠がはじめに濃茶を練って献納し、続いて薄茶を点てて神前に供えました。 参列した愛好家たちは流れるような家元の作法に静かに見入っていました。 来年の献茶式は宮城県で開催される予定です。
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