岩手県内で林野火災が多く発生していることを受け、県などは「山火事警戒宣言」を出しました。 　7年ぶりの発令です。 　県内では4月13日と15日に林野火災が発生し、それぞれ1人が亡くなったほか、4月20日、宮古市で大規模な山火事が発生しました。 　県や警察などでつくる協議会は「山火事警戒宣言」を発令したと4月30日、発表しました。 　期間は5月31日までです。 　県内に「山火事警戒宣言」が出されたのは、釜石市平田で大規模な山火事が発生した2017年5月以来、7年ぶりとなります。 　今後も空気が乾燥した状態が続くことから、協議会は特に風が強い時には野焼きやタバコの投げ捨てなどをしないよう呼びかけています。