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大槌町旧役場庁舎解体 保留求める要望書提出  (02/13 20:51)

「解体」か「保存」か、東日本大震災で被災した大槌町の旧役場庁舎は現在も町民の意見が割れている。町長が解体への予算案提出を表明している中、13日、更なる『熟慮』を求める請願書が町長に提出された。当面の保存を目指す団体の代表・吉祥寺の高橋英悟住職が、平野公三町長に『旧庁舎解体の予算案提出に「熟慮」を求める』とする請願書を提出した。大槌町の旧役場庁舎は東日本大震災の津波で被災し、職員40人が犠牲となった。平野町長は旧庁舎の「解体」を公約に掲げ2015年に当選したが、町議会の意見などを踏まえ、これまで解体にかかる予算案の提出を見送っていた。しかし、町長就任から2年半が経過。「解体」の公約を実行するため、3月議会への予算案の提出を表明した。そんな中、10日に設立されたのが『おおづちの未来と命を考える会』だ。設立の集会には遺族や町民およそ90人が参加した。請願書の提出を受けた平野町長は、3月の補正予算案提出の意思は変わらないと、代表の高橋住職に答えた。「解体」か「保存」か。将来、悲劇を繰り返さないためにどちらを選択すべきなのか。震災からまもなく7年、新たなまちづくりが進む大槌の大きな課題だ。