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【就航45周年】岩手と北海道を結ぶ札幌線が就航して45周年の記念セレモニー

 岩手と北海道を結ぶ札幌線が就航して45周年の1日、いわて花巻空港でセレモニーが行われました。コロナ禍で落ち込んだ利用率も回復傾向にあります。  花巻空港と北海道の新千歳空港を結ぶ札幌線は、45年前、1979年の5月1日に就航しました。  1日は飛行機の出発に先立ち、セレモニーが行われました。記念品を贈られたこちらの男性は半導体関連の仕事をしていて、北海道千歳市から奥州市に出張があり、帰省のため札幌線を利用しました。 北海道千歳市に帰省する男性 「年間10~5往復使っている。1時間のフライトなのでそこまで大きな揺れを感じなく、快適に乗っている」  北海道へ旅立つ人には、県産米などがプレゼントされました。 お見送り 「ご搭乗、ありがとうございます」  これまでに札幌線を利用した人はのべ約423万人。ピークだった1998年度は、年間13万9000人あまりが利用しましたが、2010年度からは10万人を下回っています。コロナ禍の頃は利用率が4割ほどに落ち込んでいましたが、昨年度は5年ぶりに6割を超えました。 県 交通政策室藤島修 空港振興課長 「客の流れとしては戻ってきているが、コロナ前までは届いていないのが現状。北海道の観光などの情報の発信、北海道からこちらに来てもらう岩手の情報の発信、45周年を記念したキャンペーンもやっていきたい」  岩手と北海道の観光やビジネスの関係強化のために、札幌線は今後も重要な役割を果たします。

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