1日から5月です。 　「端午の節句」にあわせ、五月人形などの展示が岩手県盛岡市の南昌荘で開かれています。 　新緑に覆われた盛岡市指定の保護庭園、いわて生協所有の南昌荘では、武者人形やかぶと、晴れ着などのおよそ30点が展示されています。 　こちらは盛岡市に住む着物コレクター・鈴木啓明さんのコレクション。 　武者人形や太刀、陣笠などの道具のほかに、「正義」や「道義」の意味を表す月と日の絵が描かれた掛け軸などが並んでいて、いざとなったときに立ち向かう勇敢な心を育んでほしいという願いが込められています。 　一方、こちらは趣味で制作しているという盛岡市の小澤康子さんの作品。 　お孫さんのために作った裃や加藤清正の虎退治をあしらった旗など、丁寧な作業がうかがえる「端午の節句」の飾りや着物が展示されています。 　南昌荘 牧野典子さん 「子どもさんのお祝いをするこどもの日、端午の節句なんですけれども昔、子どもだった方、大昔、子どもだった方などなど、緑のお庭を眺めてゆったりと過ごしていただきたいなと思います。」 　この企画展はゴールデンウイーク最終日の5月6日まで盛岡市の南昌荘で開かれています。