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岩手県陸前高田市で、4月22日からフィリピン映画の撮影が行われています。震災後に前を向いて生きる被災地の人たちの姿に、監督が心を打たれ、制作を決めました。 記者「震災から13年。ここ陸前高田市で撮影が行われている映画のテーマは『家族の再生』です。監督が交流してきた地域の人たちへの思いを映画に託しました」 日本とフィリピン共同制作の映画「この場所」は、フィリピン女優・ギャビー・パディーラさんと、今年度のアメリカ・アカデミー賞にノミネートされた映画「パーフェクトデイズ」にも出演した日本人女優・中野有紗さんのダブルキャストで、22日から陸前高田市で撮影が始まりました。 映画の舞台は、震災から13年たったいまの陸前高田で、ギャビーさん演じるエラと、中野さん演じるレイナ、2人の女性が家族の形を探る物語です。 撮影には陸前高田在住のフィリピン人らもエキストラとして参加。24日は市内米崎町の民家で撮影が行われました。 長編映画初挑戦となる監督のパセナさんは、2013年から陸前高田を中心に10年以上アーティスト活動を続けてきました。震災後、前を向いて生きる被災地の人たちの姿に心を打たれ、その経験を元にしたストーリーを映画化したということです。 ハイメ・パセナⅡ世 監督 「陸前高田は静かで美しい場所だが、映画では震災の悲劇・記憶も描く」 曽我 満寿美 プロデューサー 「震災のこと、復興・未来のこと、監督のメッセージから気づかされること多いと思う」 撮影は29日まで行われ、8月に開かれるフィリピン最大のインディペンデント映画祭で上映されるほか、日本国内や陸前高田での上映も検討しているということです。
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