講師として招かれたのは岩手県の達増知事です。 　滝沢市の小学校で8日、岩手の世界遺産をテーマにした出前授業が行われました。 　世界遺産クイズ 「2021年、世界遺産に登録された一戸町の御所野遺跡は縄文時代の遺跡です。県内にはほかにも縄文時代の遺跡があります。いくつあると思いますか？」 　岩手の世界遺産にちなんだ三択クイズで始まった出前授業。 　滝沢市立鵜飼小学校の6年生、およそ100人が参加しました。 「平泉」に「御所野遺跡」、「橋野鉄鉱山」と奈良、鹿児島と並んで国内で最も多い3つの世界遺産がある岩手県。 　達増知事は、それぞれの歴史や特長を説明し、このうち『平泉』については… 　達増知事 「初代・藤原清衡さんですけれども、争いのない理想郷にしたいという目標を掲げてそれで中尊寺を建立しました」 　そして、世界遺産が人類共通の宝物であることを念頭に「地域で守り、伝えていくことが大切です」と子どもたちに呼びかけました。 　女子児童 「たくさんのことを話してくれてすごく詳しくなりました。きょう学んだことを修学旅行（平泉町を訪問）でもっと深められるように頑張りたいです」 　男子児童 「あんまり世界遺産とかを知らなかったので、これからもっと世界遺産のことを知って未来につなげていきたいです」 　次の出前授業は9月に一関第一高校とその附属中学校で行われる予定です。