岩手県一戸町 大雨被害 復旧作業続く

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岩手 2022.08.05 19:14

県の北部を中心に降った3日の大雨による被害の続報だ。住宅の浸水被害が相次いだ岩手県一戸町では5日も復旧作業が続けられている。古舘キャスターのリポートだ。

(古舘友華キャスター)
「こちらの橋はきのう(4日)まで流木が横たわり、通行できなくなっていたが、きょう(5日)はそれらも撤去されて通行できるようになっている。一方で、こちらを見てみると、一戸南小学校の前には流木や家財道具が積まれたままだ。5日も撤去作業が続けられている」

3日、近くを流れる馬淵川から水があふれ、泥や流木が押し寄せた一戸町西法寺の関谷地区。夏休み中の小学校の前には大量の土砂や、水に浸かって使えなくなった家財道具などが山積みになってい た。

流木が道路をふさいでいた橋は、4日の午後に流木の撤去作業が行われ通行が可能になっていたが、川沿いの住宅では5日も泥のかきだし作業が続けられていた。

(カメラマン)
「Q、何時から作業しているんですか?」
(住民)
「朝3時半から。バケツで1万7千256回運んだ」

泥は乾くと固くなり、撤去するのが難しくなるため、できるだけ早く終わらせたいと各家庭で地道な作業が行われていた。

一方、行方不明になっている一戸町宇別の農業、西舘勇さん78歳の捜索も行われた。西舘さんは3日午後6時ごろ、大雨の後に家の周りの様子を見に行ったまま行方が分からなくなっていて、5日も午前9時半ごろから警察などが約30人態勢で近くを流れる宇別川の両岸を重点的に捜索したが、まだ見つかっていない。

県のまとめによると、5日午後3時現在も一戸町に災害警戒本部が設置されている。また、県内では住宅や倉庫など計45棟で床上浸水などの被害が確認されている。