
知人女性を暴行死させ遺体遺棄か 女が起訴内容を一部否認「亡くなっちゃう時にいなかったから違うと思う」
4年前、栃木県で知人女性に暴行して死亡させ、遺体を宮城県の山林に遺棄した罪などに問われた女が、初公判で起訴内容を一部否認しました。 海部春香被告は2019年、夫の学被告と妹の高木沙耶花被告と共謀し、栃木県さくら市の自宅に当時24歳の田中早苗さんを監禁したうえで殴る蹴るなどの暴行をくわえて死亡させ、遺体を宮城県白石市内の山林に遺棄した罪などに問われています。 初公判で海部被告は、傷害致死の起訴事実について「亡くなっちゃう時にいなかったから違うと思う」などと話し、弁護側は、田中さんが死亡する直前の暴行に海部被告は関わっておらず、傷害罪にとどまると主張しました。 一方、検察側は、海部被告が継続的に相当な暴行に関与していて、死亡直前に不在でも傷害致死の共犯とみなされると指摘しました。
2023.05.29 13:52