12日朝、岩手県矢巾町で線路わきの小屋などが燃える火事があり、鉄道に一時、影響が出ました。 　小屋とみられる建物からオレンジ色の炎と灰色の煙が勢いよく噴き出しています。 　12日午前8時半ごろ、岩手県矢巾町白沢の民家の敷地内にある小屋が燃えているとこの家の住人から消防に通報がありました。 　火はおよそ3時間後に消し止められましたが、木造の小屋2棟を全焼したほかビニールハウスなどの一部を焼きました。 　けがをした人はいませんでした。 　燃えたのはJR東北本線の古館駅と矢幅駅の間の線路わきの建物で、東北本線と釜石線に運休や遅れが出ました。 　小屋の近くで、住人が枝などを燃やしていた火が移ったとみられていて、警察が詳しい原因を調べています。