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「カラーガード」で地域を応援。岩手県釜石市に「ちあ釜」設立

地元のラグビーチームの応援などを通じて岩手県釜石市を盛り上げようと旗を使ったパフォーマンスを行う『カラーガード』のチーム、『ちあ釜』が今年3月、設立されました。このほど初めての練習会が行われました。  今年3月、岩手県釜石市の複合施設「うのすまい・トモス」で旗を使ったパフォーマンス、「カラーガード」が披露されました。披露したのは地元のラグビーチーム、日本製鉄釜石シーウェイブスのオフィシャルサポーターでモデルの葛巻舞香さんが立ち上げたチーム『ちあ釜』です。  釜石シーウェイブスや釜石市の応援を通じてまちを盛り上げることが狙いでこの日は、葛巻さんが指導を受けている盛岡市のカラーガードチーム「arbre」のメンバーなどと演舞を行いました。  葛巻舞香さん「みなさんがすごく頑張って釜石を盛り上げようとしているのを見ていたので、そこにもう一つ自分も加わって 応援出来たらいいかなとまず「ちあ釜」という応援チームを作りたいなと思いました。大漁旗がすごく私の中で釜石を象徴するかっこいいものだとずっと思っていて、それをもっとダンスとか加わりやすいものに なったらいいかなと思ったときにフラッグを用いるパフォーマンス、カラーガードに出会いました」  旗を使ったパフォーマンスでマーチングバンドを盛り上げる「カラーガード」。チームを編成する人数は自由で、ここ数年は、競技としても認知されています。  4月20日、釜石市内で「ちあ釜」の初めて練習が行われました。  「ちあ釜」は葛巻さんが1人で立ち上げ、現在メンバーを募集しています。  実際に体験してもらうことが大切だと考え、SNSやチラシなどで練習会の参加を呼びかけました。  この日は、市内に住む子どもから大人まで女性5人が参加。  arbleの出戸亨子代表から旗の持ち方や、振り方など基本的な動作を教わりました。  参加者は全員、未経験者ながらも振り付けを付けてもらい、曲に合わせて旗を振りました。  佐久間桜音さん(11)「楽しかった。体を動かす習い事がしたかった」  森美惠さん(17)「カラーガードチームの披露を見てやってみたいなと思いました。きょう踊ったものを最後まで踊れるようにしてみんなの前で 披露出来たら」  葛巻舞香さん「みなさんが見て笑顔になれるようなチームとして、あ、ちあ釜だって一緒に踊って もらったりする振り付けも今後考えるのているので、見ている人もみんなが楽しいようなそういったチームになればいいかと思っています」  「ちあ釜」は月2回ほどの練習会を予定していて、来月下旬、釜石市内で開かれるイベントでカラーガードを披露します。

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