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農村地域の特色を生かそうと、岩手県紫波町で閉校した小学校の跡地に畑や宿泊施設などが作られることになり23日、起工式が行われました。 23日は、関係者が工事の安全を祈る神事を執り行いました。 記者「使われなくなった校舎では農業などを学ぶ新しい学校が、こちらの広い校庭には畑や宿泊施設が整備されます」 民間企業と紫波町が協力して進めるこの取り組みは、農業が盛んな地域で快適な暮らしを実現する「農(ノウ)ある(ル)暮らし」、「ノウル」プロジェクトと名付けられました。 閉校した町内の旧長岡小学校の跡地を活用し、総事業費は13億円です。 校庭には、花やそば、麦を栽培する畑が作られるほか宿泊施設やレストラン、集合住宅なども建設されます。 また、旧校舎には農業や林業などの技術を学ぶことができる通信制の学校などが入り、担い手の育成に取り組みます。 マザー・オガール地方創生アカデミー 岡崎正信社長 「地元の人には自慢してもらえるようなエリアにしたい。農業に携わりたいと思っている方々へのくらしの提供を新しい形で実現していきたいと思っている」 宿泊施設などは2025年度中のオープンを目指し、施設全体の完成は3年後の見通しです。
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